2020年度の取り組み

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2020年度 室蘭商工会議所の取り組み

2020年度、本所において取り組んでいる重点事業並びに主な事業概要につきまして、ご紹介いたします。

室蘭・伊達・登別商工会議所  広域経済開発懇談会を開催

 室蘭・伊達・登別の3商工会議所では、広域連携の強化を図るため、経済問題や共同事業の推進などを検討する広域経済開発懇談会を例年持ち回りで開催しており、本年度は本所が主管となり、4月17日(金)、室蘭プリンスホテルで開催しました。
 当日は、本所栗林会頭、松永・氏家・山田副会頭をはじめ、3会議所の正副会頭、担当正副委員長など25名が出席。開会にあたり、栗林会頭は「現在、新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中、当地域においても経済活動の停滞による影響が出てきており、この難局を乗り切るためには、今後、ますます3会議所の連携を強化しながら対応していかなければならない」と述べました。
 今般の新型コロナウイルス感染拡大を受け、前日の4月16日(木)には、全国に緊急事態宣言が出されており、懇談会の中では、3会議所会頭らによる「新型コロナウイルス感染症対策」に関する緊急共同宣言を発表しました。
 宣言内容は、①会員事業所と全ての事業者に寄り添った活動強化、②感染予防活動の強化、感染対策の周知、③国・道・市との連携強化、④3会議所の連携強化などの10項目で、本課題に対して最優先で取り組むことや支援事業のノウハウ共有、広域的な連携等について、3会議所でスクラムを組み強力に進めることを確認しました。 

新型コロナウイルスに関する 「意見交換会」を開催

 4月7日(火)、室蘭プリンスホテルにおいて、本所主催、室蘭公共職業安定所・胆振総合振興局・室蘭市の共催による「新型コロナウイルスに関する意見交換会」を開催しました。
 当日は、市内の小売業、製造業、建設業、サービス業、飲食業、不動産業など各業界・団体等から30人が出席し、関連する各種施策・支援策等の説明の後、意見交換が行われましたが、感染拡大の影響が市内事業者の経営を直撃している実態が明らかになりました。
 商店街関係者からは、「消費者マインドの冷え込みが大きい。売上は飲食店で3〜4割の落ち込み、旅行業は8割方落ちてキャンセル続きのところもある」、飲食業関係者らは、「この時期は本来は宴会の繁忙期だが、団体から少人数の予約までほぼ全てキャンセル」、「日々の売上げが立たないなかで、仕入の支払や固定費の支払にも困っている」、「飲食店だけでなく仕入先やタクシー会社など、飲食店に関わる様々な業種が同じく悲鳴を上げている状況」等、たくさんの窮状が訴えられました。 

室蘭市長・市議会議長に緊急要請  新型コロナウイルス感染症対策 緊急要望書を提出

 4月22日(水)室蘭市役所において、室蘭市長宛に「新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望書」を提出いたしました。
 当日は、本所栗林会頭、中田・松永・氏家・山田副会頭、山田専務理事等が出席。室蘭市側から出席された青山市長、小泉副市長や市理事者等に対し、緊急要望内容を説明し、影響を受ける市内事業者の窮状打開に向け、室蘭市独自の対策・支援策など、迅速かつ大胆な取り組みについて強く要望しました。
 要望に対し、青山市長は、国の持続化給付金の対象外となる事業者への補助を市独自の支援策として実施する等の考えを示し、「国の臨時交付金を活用しながら要望にひとつでも多く応えたい。一日も早く事業者に給付ができるようスピード感を持つ」と述べました。
 また、同日、同緊急要望書を室蘭市議会の小田中議長、柏木副議長にも提出いたしました。
 小田中議長は「議会全体として、コロナ対策を最優先課題として捉え、迅速に実施されるよう取り組む」と話しました。

◆緊急要望項目◆

 Ⅰ 感染予防活動の強化、感染時の対策の指導・支援

  1.感染予防対策・注意点の喚起
  2.感染者発生時の対応についてのマニュアル化並びに周知
  3.感染対応後等の安全性の周知・風評被害の対策のための情報発信
  4.職場などにおけるメンタルヘルスケアを含む適切な対策等の指導
  5.地域医療体制の維持のためのセーフティネットの構築

 Ⅱ 緊急経済対策等の実施

  1.資金調達コストの実質ゼロ化
  2.市税・公共料金、固定費等への支援
  3.支援制度の整備・構築並びに事業の実施
  4.室蘭市対策部局との連携強化

 Ⅲ 終息を見据えた対応

  1.V字回復を目指した前例に囚われない需要の喚起
  2.速やかに各種支援策を実施できる予算の確保

室蘭・伊達・登別商工会議所共同事業 「新型コロナウイルス感染症 対応フローチャート」作成

 本所では、伊達・登別商工会議所と共同事業として「新型コロナウイルス感染症対応フローチャート」を作成しました。
 同フローチャートは、3商工会議所会頭による「新型コロナウイルス感染症に関する緊急共同宣言」に基づく事業として作成し、本所会報誌「かいぎしょ情報5月号」に折り込みをしました。また、本所ホームページにも掲載し、ダウンロードすることで、どなたでもご利用いただけるようになっています。
 内容は、日本商工会議所で作成されたフローチャートを基に市内事業所向けに室蘭保健所の連絡先や、市内で消毒作業対応可能な事業所を掲載しています。 

市内飲食店応援企画 「地域のお店をみんなで支えよう!」

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う営業自粛等で大きな打撃を受けている市内飲食店の支援を目的に、本所と室蘭市では、本所役員・議員・常任委員40社のご協賛をいただき、「地域のお店をみんなで支えよう!」と題して、飲食店応援企画を展開しました。

■第1弾・室蘭民報紙面での特集
 企画の第1弾として、4月23日(木)から5月6日(水)まで、室蘭民報朝刊紙面において飲食店を紹介する特集記事を展開。テイクアウト(持ち帰り)やデリバリー(宅配)に取り組む44店を全11回に分けて紹介。本特集は室蘭民報の電子版「Webむろみん」でも展開しました。
 紙面には各店舗自慢の料理が掲載され、内容もお弁当などランチに適したメニューから、定番のやきとりや鶏の半身揚げ、オードブルなど、夕食やおつまみに適したメニューなど多彩なラインナップとなりました。

■第2弾・チラシの作成と配布
 企画の第2弾として、第1弾で室蘭民報に掲載した内容をまとめてチラシを作成。このチラシは、ランチ向けか夕食向けかがひと目でわかるように、昼営業・夜営業を明記しているほか、店舗受け取りの場合もスムーズにするため、地区別の掲載とし、スマートフォン等ですぐに地図を確認できるQRコードも各店に付けられています。
 このチラシは、室蘭市の「広報むろらん6月号」に折り込み、市内全戸に配布されたほか、市内公共施設等でも配布されました。 

特典付き むろらんグルメマップ 改訂・発行

 本所と室蘭市、室蘭観光協会で構成する室蘭観光推進連絡会議では、昨年発行し好評を博した「特典付きむろらんグルメマップ」を改訂し、2020年度版を発行しました。
 このマップは、同会議が運営している公式室蘭観光情報サイト「おっと!むろらん(http://muro-kanko.com/)」の「食べる・買う」コーナーに掲載している店舗の情報を活用したもので、今回の改訂では、新規掲載店舗4店を含む計48店舗を掲載。室蘭名物である室蘭やきとりと室蘭カレーラーメンを提供する店舗には、それぞれのロゴをつける等、より分かりやすく改訂しました。 

本所と市内3飲食店組合連携安心宣言ステッカー掲示店舗を市民・企業にPR!

 本所と室蘭中央・中島・輪西の3飲食店組合では、新型コロナウイルスの感染拡大を防止し、市民の皆様に安心して飲食店等を利用していただくために、北海道の中小・小規模事業者感染予防対策等緊急支援事業費補助金を活用し、コロナ対策支援事業を実施しています。

■ステップ1 対策マニュアルを配布します
 まず第1段階として、具体的な対策方法を広く知って頂くために、道が推進する「新北海道スタイル 7つの習慣」に基づく7項目と、それぞれの具体的な対策を明示。これをもとに各店舗で必要な対策が取れるように標準化した対策マニュアルを配布します。

■ステップ2 マニュアルに基づく対策を実施してください
 ステップ1で配布した対策マニュアルをもとに、各店舗で7つの対策を実施していただきます。本所では対策に必要な物品の購入先紹介や、「室蘭商工会議所元気づくりファンド」による補助を通じて飲食店の皆様の対策を支援します。

■ステップ3 安心であることを宣言した店舗を、市民・企業へPR
 ステップ2でコロナ対策実施を宣言した店舗へ、安心宣言ステッカーを配布。また、対象店舗のリストを作成し、本所公式Webサイトや報道等を通じて広く周知を行い、市民・企業に対して「安心なお店」として紹介します。
 また、対象店舗のリストを作成し、本所公式Webサイトや報道等を通じて広く周知を行い、市民・企業に対して「安心なお店」として紹介します。

◆対 象 室蘭商工会議所、室蘭中央飲食店組合、中島飲食店組合、輪西飲食店組合 いずれかの会員事業所
◆参加費 無料
◆実 施(店舗紹介)時期 本年8月〜

会員飲食店応援企画 「みんなでデリバる‼晩酌・ディナー」 室蘭グルメ 食べて・飲んで応援!

 新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、飲食業界には大きな影響が生じており、本所では、これまで会員飲食店の支援として、テイクアウトメニュー等に取り組んでいる店舗を地元新聞や地域FM放送を活用し広告支援を行ったほか、カラー版のチラシの作成・全戸配布、むろらん商店街づくりサポートセンターによる飲食店応援クラウンドファンディングへの運営協力等を行ってまいりました。
 その中で、新たな支援として、会員飲食店でテイクアウトの晩酌やディナーメニューを提供している店舗から、本所や室蘭市、胆振総合振興局、金融機関等が入居する「むろらん広域センタービル」に勤務する職員・社員がデリバリーにより応援する『みんなでデリバる!!晩酌・ディナー』企画をむろらん広域センタービル㈱の協力を得て始めました。
 本企画は、会員飲食店の自慢の晩酌やディナーを本所が同ビル全テナントからの購入希望を取りまとめ、各店へ発注。
商品は毎週火曜日と木曜日にデリバリーされ、購入千円毎に缶チューハイ一本をプレゼントする内容となっています。
 また、本所会報誌「かいぎしょ情報6月号」にチラシを折込みました「みんなでデリバる!!室蘭ランチ」企画も現在実施中です。こちらは室蘭市が行っている市内タクシー会社を利用した昼食テイクアウト代行事業「Ran eats」を活用し、会員同士が積極的に利用しあう事を目的にした企画です。
 参加店舗はレストランや老舗居酒屋、人気のカフェ等38店舗となっています。

商工業対策要望に係る進捗状況・ 新型コロナウイルス感染症対策等意見交換会を開催

 6月12日(金)、室蘭プリンスホテルにおいて、本所栗林会頭、中田・松永・氏家副会頭、山田専務理事、菅原政策委員長など、室蘭市からは青山市長、小泉・鈴木副市長、関係部長等の計18名が出席し、「2020年度の商工業対策に関する要望」に係る進捗状況並びに「新型コロナウイルス感染症対策」等の意見交換会を開催いたしました。
 まず、室蘭市側が、本所が昨年度要望した商工業対策について取り組み状況等を説明。この中で、青山市長は、「今年度は総合計画をはじめ総合戦略・都市計画マスタープラン・観光振興計画など、本市にとって重要な計画がスタートする年。最重要課題である人口減少対策を中心に、将来のまちづくりヘ向けて中長期的な展望に立ち、『誇り輝く室蘭』の実現に全力で取り組んでいく」と述べました。
 次に、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策については、最初に本所が役員・議員を対象に実施した5月のアンケート調査結果で、「経営に影響が生じている」と回答した割合が、3月の調査と比べて2割以上増加し、半数に達していることを報告。栗林会頭は、新型コロナウイルス感染症の現状に鑑み、以下の「3つのR」を柱とした対策事業を実施することを発表しました。
 また、室蘭市は、本所から4月22日に提出しているコロナ対策に関する緊急要望書について回答。
 青山市長は、「約3ヶ月に及んだ外出自粛要請や休業要請により、市民生活はもとより地域経済が受けた影響は大変大きいものと認識。引き続き、感染拡大防止と地域経済正常化の両立を目指し、新しい生活様式・新北海道スタイルの推進に全力で取り組む」等と述べておりました。

◆新型コロナウイルス感染症対策事業「3つのR」の概要

 ○第1次対策事業 〜5月  「Resist(レジスト)」=堪える
  ・目前の危機への個別支援
  ・情報提供・伴走支援
  ・スピード重視の相談対応 等
 ○第2次対策事業 6月〜   「Reboot(リブート)」=再起動
  ・会員・非会員問わず、市内全事業者への支援
  ・プッシュ型伴走支援
  ・コロナ経営サポートデスクの開設
  ・持続化給付金などの支援
  ・新生活様式対策済の飲食店等の市民・企業へのPR 等
 ○第3次対策事業 8月〜   「Reunion( リユニオン)=再会
  ・全市対応による地域内経済の循環加速
  ・地元消費拡大に向けた飲食券・商品券の発行
  ・広域的なイベントの検討・実施 等

第3回議員総会を開催

6月29日(月)、室蘭プリンスホテルにおいて第3回議員総会を開催しました。
 当日は、栗林会頭をはじめ、中田・松永・氏家・山田副会頭、山田専務理事など、39名の役員・議員が参加され、各議案について慎重に審議を行いました。
 本総会の主な議題は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月の議員総会が中止となったため、通常3月に上程する新年度の事業計画・収支予算の追認並びに2019年度の事業報告・収支決算のほか、「定款」の変更等であり、いずれも原案通り可決されました。