「今日は”むろらん”に行ってきたよ」室蘭市内でよく聞かれる会話です。 この”むろらん”はかつて商業施設が集中していた「中央町」周辺のことを指しています。 ”むろらん”中央町商店街は今も90年、100年と続く老舗が多く、 「大町」「浜町」の名を今に伝えて、地域の人々に親しまれています。
中央町三丁目一帯は千歳町と呼ばれ、現在でも蘭西と蘭東を結ぶ千歳交差点にその名を残しています。 中央地区繁華街への東側入り口となるバス通りに沿って形成・発展してきたマチです。
北海道初の幹線道路として整備された札幌通り上の小公園から室蘭プリンスホテルまでの沿道沿いに連なる大町地区はかっては室蘭最大の小売業を中心とした商店街で、旧市街とも言うべき室蘭発祥の地です。
設置いらい、室蘭市民に親しましれたアーケードを撤去し、太陽の光が射す明るい通りに生まれ変わりました。 歩行者天国も規制解除され、車で利用するかたにも利用しやすい商店街になっています。
古くから室蘭市内でも有数の飲食店が立ち並ぶ商店街で、名店と呼ばれるお店が多く、市内だけではなく他の地域からも多くの方が訪れており、昼夜を問わず賑わいを見せています。